探検と言っても、荒川区にある重要文化財「旧三河島汚水処分場喞筒(ポンプ)場施設」です。
都電に乗って「荒川二丁目」で下車。都電の車内は大半がお年寄りで「超高齢社会」という言葉を思いだしましたが、皆さん元気な方ばかり。
正門をくぐると、すぐに全景が見えます。案内係りの方が待機してました。見学には予約が必要です。
最初に15分程度のビデオを見ます。それから案内の方の説明を聞きながら場内見学するのですが、その説明が面白い。汚水処分場の歴史や構造の話、ちょっとした裏話も聞かせてくれました。
ヘルメットを被り、いよいよ下水管渠の中へ。
下水管渠は断面が馬蹄形で、床は煉瓦タイル貼り。腐食に強くするために、煉瓦タイルは焼いてあるそうです。
途中で2本に分岐しています。地下管渠全体はほぼ当初の形態をとどめているので、中に入ると歴史を感じます。あっという間の1時間半でした。 鈴木